やる気よ、去れ!

単なる日々の言葉

もうすぐ来年(詩)

もうすぐ来年。 でも来年になったら、その来年はもはや 来年ではない。 それはすでに今年だが、 それは今年ではなく、 やっぱり来年なのだ。 ん?

ある実験(詩)

「なるほど」と思ってみる。 何がなるほどなのかも分かってない。 けれども、試しに分かったつもりで行動してみようと思った。 ただの遊びのつもりで。 どうせ肝心な事は何も分からない気がする。 ただの言葉遊びに終わるか、それとも。

誰かたちのつぶやき(詩)

「全部間違いっちゃあ、間違いなんだよな。」 「気付かなかったのか?」 「どこに正解があるんだ?」 「無ければ創ればいい。」 「それが間違いじゃないのか」

うん、うん

うん、うん。 よし、よし。 うん、うん。 よし、よし。

空耳

テレビから、優しそうな女性ナレーターの声で 「Dカップ!」と聞こえてくる。 ティーカップの聞き間違えだった。 私は無実だ。

私のタイミング(詩)

駅前の信号。 もうすぐ信号が青から赤に変わりそうだ。 走ろうかと思うが、まあいっかと歩みを緩める。 そのまま駅へ入り電光掲示板を見る。 どうやら待ち時間が長いようだ。 そのまま駅の階段を登ろうとすると、人が雪崩のように降りてくる。 ああ、しまっ…

追記(詩)

そして誠実に。

パッパラパー(詩)

もっとパッパラパーに生きんといかんなあとふと思う。 落ち着いて。 冷静に。 覚悟を持って。 パッパラパー パッパラパー そういうものに私はなりたい…のかしらん???

かさぶた(詩)

風呂場でかさぶたを剥がす。 血が思った以上に出てきて 「いらぬことをした…」と後悔する。 まるで俺の人生か!とツッコミたくなったが、 突っ込まなくとも、これもまた紛れもなく私の人生だった。

ある叫び(詩)

「私は生きたいのだ!ただそれだけなんだ。」 彼女は叫ぶ。 「現に今生きてるじゃないか?」彼はそう言う。 「あなたは何も分かってない…」彼女は泣き崩れる。 彼は彼女の言う意味がそれでも分からず、二度ほどまばたきをした。

さて(詩)

あいつは天才型。 そいつは努力型。 一方、自分はその2人に才能においても努力においても足元に及ばない。 さて、どうするか? しばらく考えてみても何も思い浮かばない。 どうしようもないのでは?と悟る。 それからコーヒーを淹れようと思い立った。

ネガポジ(詩)

彼は言った。 「今日の出来栄えは30点だな。」 私は尋ねた。 「調子が悪かったのですか?」 彼は笑ってこう答えた。 「そんなことないさ。今日のオレの満点30点だから。」

ソフトクリームと私と人生

私は大人だ。 この前、街に出てソフトクリームを食べた。 なんとカップで。 こんなことは物心が付いて以降恐らく初めてだろう。 コーンではなく、 カップで食べたのだ。 あのソフトクリームをだぞ!? 私は大人だ。ふふん。

分からない問題

分かんないな。分かんないな。 何が分かんないなってさ それは何が分かんないか分かんないから、 分かんないんだよ。

むずかしい問題

むずかしいな。むずかしいな。 何がむずかしいって それは何がむずかしいか分からないから むずかしいのだよ。

回り道(詩)

そいつは思った。 物凄く回り道をして、 みんなが当たり前に知っていることにたどり着く。 なんだかそういう旅な気がした。 でも、そもそも終わりがあるのだろうか。

手遅れのハリネズミのジレンマ(詩)

なんだか面白そう。 そう思って、人々に近づく。 気付いた時には、全身ハリネズミ の針だらけ。 針をせっせと抜いて、体を癒す。 「もう近づくまい。」といつも心に決めるのだが… 決めるのだが…

眠いなあ

眠いなあ。 そうブログに書きながら、だったら早く寝ればいいじゃないか。 相変らずバカだなあ。と書いてこれから寝ようと思う。

くだらない英会話文「簡単な理由」

We can't avoid trouble. 我々はトラブルを避けられない。 What do you think so? なんでそう思うの? It's because we are just fools! だってバカだから! You are smart!! 君、賢いね!!

ぐだぐだ(童謡詩)

ぐだぐだ ぐだぐだ 今日もぐだぐだ 取り組んでいる 明日もぐだぐだ 明後日もぐだぐだ ずーっとぐだぐだ

さーて

さーて、さーて。 はいっ!はいっ!はいっ!

思い出(詩)

痛みかけの シイタケの味噌汁が 今は亡き犬の匂い

さあ、皆さんご一緒に(詩)

さあ、みなさんご一緒に。 わ ――――――――!! もういっちょおまけに わ ――――――――!! 叫んで怒られても知らんけどね。

分からない(詩)

何も分からない。 まったくもって何も分からない。 何も分からないったら、 何も分からないんだ。 でも、今日も生きててえらいな私。

優柔不断(詩)

どっちにしようかな。 どちらでもいいなあ。 正確に言うと、 どっちともどーでもいいなあ。

散歩(詩)

気分が晴れないなあ。 外は雨が小降りだが、 まあ外に出よう。 雨でも日光はあるらしい。 日光は体にいいのだ。 日光、日光。 歩いていると、 花が咲いていた。 いっぱい咲いていた。 木も生えていた。 草も生えてる。 あっ、ツツジの花が咲いている。 ああ…

一杯のコーヒー(詩)

一杯のコーヒーを大事にしよう。 他のことも、それと同じように 大事にしよう。 ひとつひとつを大事にしよう。 ああ ごめん 君はもっと大事だよ ああ 怒っちゃった コーヒーが台無しだ

ほのめかそう(ショートショート)

直接的なのはあまり好みじゃない。 それとなく ほのめかす。 よし これでいこう。 夏目漱石式だ。 「月が綺麗で… ああ… 月がないじゃないか!!!」 「どうしたの?」彼女が尋ねる。 「いや…てか、家に来ない?」 「ごめん、用事思い出した。」 彼女は走って…